そもそも観葉植物はなぜ人気?初心者にもおすすめな理由
観葉植物が人気を集める理由は、『癒し効果』『インテリア性』、そして手軽な『お手入れのしやすさ』にあります。これらの特長は、特に初心者の方々にとって魅力的であり、日常生活に自然の潤いを取り入れる手段として最適です。
観葉植物が初心者におすすめの理由
・心を癒すリラックス効果(空気清浄や部屋の運気向上など、様々な効果があります)
・おしゃれなインテリアとしての役割(部屋だけでなく、オフィスにも人気)
・手間がかからない育てやすさ(耐陰性や乾燥に強い種類も多いので初心者も簡単)
これらの理由から、観葉植物は初心者の方々にとっても取り入れやすく、日常生活に自然の癒しと彩りを加える素晴らしい選択肢となっています。まずは小さな観葉植物から始めて、グリーンライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
初心者が観葉植物を選ぶときに押さえておきたいポイント
育てやすさ(耐陰性・乾燥に強いか)
初心者の方が観葉植物を選ぶときは、まず「育てやすさ」を意識することが大切です。特に、
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耐陰性(少し暗い場所でも育つ)
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乾燥に強い(頻繁に水をあげなくても元気)
この2つのポイントを押さえておくと、失敗がぐっと減るのでおすすめな植物です。
たとえば、サンスベリアは、水やりを忘れても元気に育ちますし、暗めの玄関にも置きやすいです。
このように、強い種類を選べば、初めてでも安心して育てられます。
置き場所に合わせたサイズ選び
置く場所に合った大きさかどうかも大切です。大きすぎると邪魔になったり、日当たりが悪くなったりします。
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デスクには手のひらサイズの鉢
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棚のすき間には細長い植物
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玄関には小さめでも存在感のあるもの
このように、場所にぴったりのサイズを選ぶと生活の邪魔をせず、部屋もきれいにまとまります。自分の暮らしに合わせて、ちょうどよいサイズの観葉植物を選びましょう。
見た目や好みで選んでもOK!
とはいえど観葉植物は、自分の「これが好き!」という直感で選んでも大丈夫です。
気に入った植物がそばにあるだけで、毎日のお世話が楽しくなり、気持ちも明るくなります。
たとえば、
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丸い葉っぱが可愛い「ガジュマル」
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しだれた葉がやさしい「シュガーバイン」
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ツヤツヤした葉っぱがきれいな「フィカス・プミラ」
このように、見た目や好みで選んだ植物なら、自然と大切に育てたくなります。
「好き」という気持ちは、植物との暮らしを長く楽しむための大きな力になると思いますよ。
【初心者向け】育てやすい小さい観葉植物おすすめ10選
① サンスベリア・ハニー
サンスベリア・ハニーは、初心者にとても人気な観葉植物です。
水やりの回数が少なくても丈夫に、元気に育ってくれる強い植物として有名です。
【特徴】
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厚みのある葉っぱが特徴
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乾燥にとても強い
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丈夫で枯れにくい
【育て方のポイント】
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土がしっかり乾いてから水をあげる
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寒い季節は水やりをさらに控えめにする
【おすすめの置き場所】
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リビングの明るい場所
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玄関など半日陰でもOK
『空気清浄効果』があると言われており、風水においても『邪気を払う効果』があるとされ、玄関やリビングに置くことで良い気を呼び込むとされています。
② ポトス・エンジョイ
ポトス・エンジョイは、白と緑がまざった葉っぱがとてもきれいな観葉植物です。
育てるのが簡単なので、初心者でも安心です。
【特徴】
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丈夫で成長が早い
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つるが伸びるので楽しみが増える
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葉っぱの色合いがおしゃれ
【育て方のポイント】
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土の表面が乾いたらたっぷり水をあげる
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明るい日陰を好む
【おすすめの置き場所】
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本棚の上
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キッチンの窓際
たとえば、ポトス・エンジョイを小さなカゴに入れて吊るすなど、ハンキングも楽しめます。
初心者でも簡単にグリーンのある暮らしを楽しむことができますよ。
③ テーブルヤシ
テーブルヤシは、手のひらサイズで育つ小さなヤシの仲間です。
さわやかな見た目でどこに置いてもなじみやすいので、インテリアとしても最適です。
【特徴】
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細い葉っぱがふんわり広がる
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少ない光でも元気に育つ
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成長がゆっくりで手がかからない
【育て方のポイント】
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土の表面が乾いてきたら水をあげる
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直射日光は避ける
【おすすめの置き場所】
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トイレや洗面所
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リビングの片隅
テーブルヤシは東向きの空間と調和するとされ、成長や進歩を象徴する『木』のエレメントの『気のエネルギー』を高めるとされていますよ。
④ ガジュマル
ガジュマルは、ぽってりした幹と丸い葉っぱが可愛らしい観葉植物です。
「幸せを呼ぶ木」ともいわれていて、全くと同じ幹の形はないので唯一無二な存在になります。
【特徴】
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丈夫で育てやすい
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根っこが面白い形をしている
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乾燥に強い
【育て方のポイント】
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土がしっかり乾いてから水やりをする
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冬は水を控えめに
【おすすめの置き場所】
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リビングのテレビ台の横
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子ども部屋の棚の上
ガジュマルは適切な場所に配置をし、日々のケアを心がけることによって、『運気の向上』と『心地よい空間』を作ってくれるといわれていますよ。
⑤ シュガーバイン
シュガーバインは、つるがやさしくどんどん伸びる可愛い観葉植物です。
名前のとおり、甘い雰囲気を持っています。
【特徴】
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葉っぱが小さくて可愛らしい
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つるが垂れ下がる
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明るい場所を好む
【育て方のポイント】
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土の表面が乾いたら水をあげる
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直射日光を避ける
【おすすめの置き場所】
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キッチンのカウンター
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壁にかける飾り棚
たとえば、シュガーバインを吊り下げて飾ると、まるでカフェのような空間になります。
おしゃれな雰囲気を手軽に作りたい!という方には特におすすめです。
⑥ パキラ(ミニサイズ)
パキラは「発財樹(はつざいじゅ)」とも呼ばれ、縁起のよい植物として人気です。
特にミニサイズのパキラは、初心者にもとても育てやすいです。
【特徴】
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太い幹と手を広げたような葉っぱ
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乾燥に強く、丈夫で長持ち
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成長がゆっくりで形が整いやすい
【育て方のポイント】
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土がしっかり乾いたら水をあげる
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日当たりのよい場所を好むが、直射日光は避ける
【おすすめの置き場所】
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窓際の棚の上
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玄関の靴箱の上
パキラの尖った葉は、『邪気を払う効果』があるとされています。特に陰の気が溜まりやすい場所に置くことで、『気のバランス』を整えて、『運気の向上』が期待できるといわれています。
⑦ アジアンタム
アジアンタムは、細かい葉っぱがふわふわと重なるように広がる、やさしい雰囲気の植物です。
見た目は繊細ですが、育て方にコツをつかめば長く楽しめます。
【特徴】
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小さな葉っぱがたくさんついている
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明るくやわらかい見た目
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空気中の水分を好む
【育て方のポイント】
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土が乾きすぎないよう注意する
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霧吹きで葉っぱにも水をあげる
【おすすめの置き場所】
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明るい室内(直射日光は避ける)
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風通しのよい場所
たとえばアジアンタムを洗面所に置くと、しっとりとした空気がぴったり合い、元気に育ちます。
葉っぱのやさしい揺れを見ていると、心がふんわり軽くなるような気持ちになりますよ。
⑧ アイビー(ヘデラ)
アイビー(ヘデラ)は、つるがどんどん伸びていく元気な観葉植物です。
初心者には特に扱いやすく、さまざまな飾り方ができるのもアイビーの魅力の一つです。
【特徴】
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つるが伸びるので好きな形にできる
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日陰にも強い
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寒さにもある程度耐えられる
【育て方のポイント】
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土の表面が乾いたら水をあげる
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伸びすぎたらつるを切って整える
【おすすめの置き場所】
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トイレの小さな棚
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リビングの壁掛け
アイビーは小さなかごに入れて吊るす、ハンキングがとっても相性が良いとされています。
緑のカーテンのように育てるのも楽しむ方法の一つですよね。
⑨ フィカス・プミラ
フィカス・プミラは、小さな丸い葉っぱがぎゅっと集まった可愛い植物です。
元気いっぱいに育つので、初心者でも安心して楽しめます。
【特徴】
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葉っぱが小さくてたくさんある
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乾燥にやや弱いが、元気に伸びる
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つる状に広がる
【育て方のポイント】
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土が乾きすぎないように水やりする
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明るい日陰を選ぶ
【おすすめの置き場所】
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キッチンの隅
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室内の明るい壁際
つるが伸びていく様子は『成長や繁栄』を象徴し、家庭やビジネスの発展を願う方にもおすすめです。また、東向きに配置することで朝日を受けて活力を取り込み、『ポジティブなエネルギー』を増幅させるといわれていますよ。
⑩ シェフレラ(ホンコンカポック)
シェフレラ、通称ホンコンカポックは、とても丈夫で初心者向きの観葉植物です。
少し丸みのある葉っぱが、元気よく広がる姿が印象的です。
【特徴】
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丈夫で育てやすい
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葉っぱが丸みを帯びていて可愛い
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成長スピードが適度
【育て方のポイント】
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土の表面が乾いたらたっぷり水をあげる
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風通しの良い場所に置くと元気に育つ
【おすすめの置き場所】
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玄関
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リビングのすみっこ
たとえば、ホンコンカポックをリビングのソファ横に置くと、部屋がぱっと明るい印象になります。
丈夫で育てやすいので、初めての一鉢にも安心して選ぶことができます。
小さい観葉植物を長く楽しむための育て方・お手入れのコツ
水やりの頻度とタイミング
小さい観葉植物を元気に育てるために、一番大事なのが水やりです。
水やりといっても、ただ毎日あげれば良いというわけではありませんので注意が必要です。
【結論】
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【土が乾いたらたっぷり水をあげる】ことが基本です。
【理由】
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植物は根っこから空気も吸っています。
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土がずっと湿ったままだと、根っこが腐ってしまうからです。
【具体的なやり方】
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指で土に触れて、乾いていたら水やり
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土が湿っている場合は、無理に水をあげない
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冬は成長がゆっくりなので、水やりの回数を減らす
【イメージ例】 たとえば、夏は週に2〜3回、冬は2周に1回くらいのペースが目安になります。
水やりは植物によって違うので、よく観察することが大切です。
置き場所の選び方(光・温度・風通し)
観葉植物にとって、置き場所もとても重要です。『光』や『温度』だけではなく、『風通し』を一緒に考えることで、植物はぐんと元気に育ちます。
【結論】
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明るい場所に置き、温度変化に気をつけましょう。
- 窓を開けたり、サーキュレーターなどで空間に微弱な変化をつけましょう。
【理由】
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ほとんどの観葉植物は、やさしい光が好きです。
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また、急に寒くなったり暑くなったりすると、元気をなくしてしまうからです。
【具体的なポイント】
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レースカーテン越しの日光がベスト
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エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶ
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窓を少し開けて空気を入れ替えることで、植物も呼吸をしやすくなります
【イメージ例】 たとえば、リビングの窓から少し離れた明るい場所に置くだけで、植物はぐんぐん育ちます。
直射日光で葉っぱが焼けないように、カーテン越しが安心ですよ。
肥料や植え替えの簡単な方法
植物を長く楽しむためには肥料や植え替えも大切ですが、特に難しいことはせずにとても簡単な方法で十分です。
【結論】
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春と秋に少しだけ肥料をあげましょう。鉢が小さくなったら植え替えも考えます。
【理由】
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肥料がないと栄養が足りず、葉っぱの色が悪くなることがあるからです。
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また、根っこがぎゅうぎゅうになると、水を吸いにくくなってしまいます。
【具体的なやり方】
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肥料は「緩効性(かんこうせい)」と書かれた固形のものを、春と秋に1回ずつ置くだけ
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鉢の底から根っこが出てきたら、1回り大きい鉢に植え替え
【イメージ例】 たとえば、5月の気持ちいい季節に、小さな肥料玉を2〜3個土の上に置くだけで、元気いっぱい育ちます。
植え替えも、ひと回りだけ大きい鉢を用意すれば大丈夫です。
まとめ|まずは小さい観葉植物で気軽にグリーンライフを始めよう!
観葉植物は、暮らしにやさしい緑をプラスしてくれる素敵な存在です。
特に小さい種類なら、お世話も簡単で初心者でも気軽に始められるのでメリットいっぱいです。
【ポイントまとめ】
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癒し効果があり、部屋がおしゃれになる
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水やりや置き場所のコツさえ押さえれば、失敗しにくい
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まずは小さな一鉢からスタートするのがおすすめ
朝起きて緑を眺めたり、お世話をすることで1日がとっても穏やかにスタートします。
あなたもぜひ、小さな観葉植物といっしょに、心やすらぐ毎日を一緒にはじめてみませんか?